天地真理は オペラ歌手

この "恋のすれちがい" という曲は、ミュージカル "君よ知るや南の国" で歌われています。ストーリーは こんなふうです・・・

ウィルヘルム(峰岸徹)を こころ 密かに恋する 少女ミニオン(天地真理)は、あることで 彼と大きな "すれちがい" を生じてしまう・・・

その出来事とは、皮肉にも ウィルヘルムが気を寄せる、美女フェリーナを巡って、ほかの男性と彼が争ったのが 原因なのでした・・・

とうとう、ウィルヘルムは、その男と"決闘"をすることになってしまいました。

そして"決闘"で ウィルヘルムが、あわや 命を奪われそうなところを、ミニオンは 捨て身で彼をかばい、必死で 彼の命乞いをするのでした・・・

ミニオンの懇願で、なんとか 助かったウィルヘルムは、決闘に負けたくやしさと、男のプライドを傷つけられた思いで、ミニオンを激しく非難するのでした・・・

ミュージカルのストーリーは、真理ちゃんと峰岸徹の 言い争う場面から始まります。真理ちゃんのセリフ回しが、役者 顔負けの見事なものです。そして、ミニオンの悲しむ歌へとつづくのです・・・

驚くことに この歌で聴かせる、天地真理の歌唱力は オペラ歌手そのものです。歌い方も、ふだん歌う 彼女のイメージとは 明らかに違っています。オーケストラの伴奏にも負けない、彼女の "歌のパワー" を感じるのです。

当時、彼女が満足するほど あまり注目されなかった このミュージカル "君よ知るや南の国"

私は彼女の "歌手" としての力量を知る すぐれた作品だと思います・・・

天地真理さんは このミュージカルで まさに
歌手 "天地真理のプライド" を 証明していたのです・・・

君よ知るや南の国

この記事へのコメント

  • ひこうき雲

    まったく同感です。メロンパンさんも言われるとおり、このミュージカルは歌手天地真理を知る上で欠かせないものだと思います。「大人への憧れ」や「天使の約束」も淡々としているように見えても実に巧みに歌われていますが、とりわけこの「恋のすれ違い」は圧巻ですね。これだけ劇的でしかもしっかりと感情が込められた表現というのはなかなかできるものではないと思います。ぜひ多くの人に聴いてもらいたいですね。
    2009年05月10日 00:45
  • >メロンパン

    ひこうき雲 さん

    いつも あたたかい コメント
    ありがとう ございます。

    さすが ひこうき雲さん
    天地真理さんの実力を
    よく 見抜いていらっしゃいますね!

    これだけの 作品が
    いままで どうして
    注目されなかったのか

    不思議なくらいです・・・



    2009年05月10日 07:36
  • 通りすがり

    天地真理は、国立音楽大学附属高等学校声楽科卒業だから、歌い方も歌謡曲ではなく、クラシックの声楽なんだなあ。
    2018年08月03日 10:23

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