2011年01月06日

佐良直美と天地真理

1月6日、ちょっと正月気分も抜けてTVも見飽きたころですが、朝の番組で久しぶりに佐良直美さんの特集をやっていました。

佐良直美さんは現在67歳、「世界は二人のために」の曲が120万枚のセールスを記録する大ヒットとなり二度のレコード大賞を受賞するなど、60年代後半から70年代を代表する大歌手でした。

またNHK紅白歌合戦の司会役を務め、天地真理さん3回目の出場のときに、アナウンスする佐良直美さんの映像が残されています・・・

佐良直美さんもまた 天地真理さんと同様、歌手・司会・そしてTVドラマ役者として、マルチな才能を持った方でした。

その佐良直美さんが、27年ぶりにCDで新曲を出されるということで、思わず「おお、すごい!」とTVの前にくぎづけになりました。

私が驚いたのは、長いブランクの末にまたCDを出そうとされた、彼女の動機です。

彼女は現在、芸能界から離れて、家業を手伝う傍ら、「家庭犬のしつけ教室」というペットを扱うビジネスをされているそうで、それが本業になっているとのことです。

なかには、飼い主に見捨てられた可愛そうな犬猫もいて、自分の活動の宣伝になればよしということで、またオールドファンの方々の強い要望、音楽関係者、芸能関係者の懇願によって、CD発売に至った経緯を話されました。

「もう、歌手として燃え尽きた」「歌手をやめた後の自分はもぬけの殻」そんなショッキングな言葉がポンポン出てきました。

「喉のポリープが原因で声が思うように出なくなったのが、歌手をやめた理由です。」

大ヒットした「世界は二人のために」はもう人前では 絶対に歌わないとも仰っていました。

1000万出すから歌ってと言われても、「喉から手が出る」ほどお金はほしいけど、「喉から声が出ない」から歌わない・・・こんなブラックジョークも。

いのちの木陰 [Single, Maxi] / 佐良直美 (演奏); 山川啓介, Tiger Mountain Stream, Orenda Midwell, 渋谷毅, Lauren McCall (その他) (CD - 2010)

これを聴いて、私は 天地真理さんのことを考えていました。

同じ時期に活躍した歌手として、私はふたりを どうしても比較してしまいます・・・

最大のヒット曲「世界は二人のために」を絶対に歌わないときっぱり言い放つ佐良直美さん・・・

天地真理さんは、佐良直美さんのような理由で、自分のヒット曲「水色の恋」を歌わないだろうか?

佐良直美さんは、いま本業は「家庭犬のしつけ教室」・・・

天地真理さんは、本業は今も「歌手」である・・・

この違いは大きい。

天地真理さんが「水色の恋」を歌わなくなったら、私の心はそれこそ「もぬけの殻」になってしまう・・・

そんなとりとめのない考えを逡巡させながら、それでもCDを発売した佐良直美さんは、すごいと思うし、なぜか、ライバル心がムラムラと燃えあがるように、こっちもがんばらねばと奮起させられるTV番組なのでした。

ラベル:佐良直美
posted by メロンパン at 21:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 天地真理ものがたり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐良直美さんの「いのちの木陰」、視聴しました。
のどにポリープができて、それから歌えなくなったとのことですが、とても、そんな障害を感じさせないほど、以前のムードが漂う素晴らしい歌声でした。
この声で、「世界はふたりのために」を歌ってくれたら、ファンはきっと大喜びするだろうと思います。

真理さんは、最近でも、35th Aniversary CD で「水色の恋」を始めとした往年のヒット曲を歌っておられます。
10月のテレビ出演時も、ご自宅で「虹をわたって」を歌っておられましたので、また歌ってくださると信じています。
願わくば、以前のように、しっかりとしたファルセットの歌声を響かせてくれることを夢見ております。

真保さんのサポートで、頑張って発声練習を持続されて、若い頃の真理さんを思い出させてくれるような歌声が復活できれば、最高ですね。
でも、無理されないで欲しいとも思います。
複雑な心境ですね。
Posted by ラガール at 2011年01月07日 22:58
ラガールさん

コメントありがとうございます。この記事を書いたのは、声が出る出ないの問題ではないことを云いたかったのです。プロの歌手でも、歌、とくに自分の持ち歌に対する想いは、それぞれプロ個人の考え方が反映するものだと思います。天地真理さんは、歌いたいという気持ちがすごく伝わりますので、佐良直美さんの場合とは、ちょっと違うように感じました。歌への愛情
を、真理さんには強く感じるのです。
Posted by >メロンパン at 2011年01月07日 23:33
そうですね。
真理さんは、純粋に歌が好きで、ずっと「歌いたい」という気持ちを持ち続けておられると推測しております。
だから、真理さんにとっては、自分の持ち歌(往年のヒット曲)を歌うことに、そんなにこだわっておられないような気がします。
私のようなファンは、真理さんが輝いていた頃のヒット曲を歌って欲しいと願い、それにより、自分がノスタルジーに浸りたいという気持ちがあるのだと思います。
歌謡曲だけではなく、シャンソンでもジャズとか、ジャンルに関係なく、また、地声や裏声とかも関係なく、いきいきとした表情で、好きな歌を力強くうたってくれる真理さんの姿、幸せな姿を拝見することが、本当のファンの希望だと思います。
Posted by ラガール at 2011年01月08日 17:04
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