2013年07月06日

風立ちぬ


風立ちぬ

ジブリ作品の最新作、「風立ちぬ」が今月公開されます。(2013.7.20公開)

予告PVでは、ユーミンの「ひこうき雲」がテーマソングになって、現在予告上映されているそうです。

このアニメは、戦前を舞台に、ゼロ戦開発に関わった人物と、堀辰雄の小説「風立ちぬ」を融合させた物語だそうで、ゼロ戦開発と堀辰雄の繊細な恋愛小説の世界がどのように組み合わさっているのか、今から興味がわきます。

ゼロ戦といえば、当時の世界最高レベルの性能を誇る、国産戦闘機として有名ですが、どうして「ゼロ」という名前が付けられたかご存知でしょうか?

わが国のオリジナルカレンダー「皇紀2600年」の年に完成したので、末尾のゼロをとって「ゼロ戦」と名付けたそうです。

ネーミングもとても印象的ですが、さらに その機体設計がとても洗練されていて、兵器という怖ろしい目的を超えて、美しささへ感じさせるほどです。

ゼロ戦の雄姿
ゼロ戦の歴史(ウィキより)

ちなみに「皇紀」は、歴代天皇が2600年連綿と続いていることを現している、西暦よりも600年以上も歴史あるカレンダーで、戦前の日本では普通に使用されていたと言われています。

私もおぼろげながら、母から「昔は皇紀〇〇年と言っていたのよ」と教えられたことを覚えています。

さて、そんなゼロ戦とジブリ作品とどうつながってゆくのか、それは映画を見ないとわからないのですが・・・

「神風特攻隊」として空に散った悲劇の飛行機としてのイメージが重なります・・・

神風特攻隊

その操縦桿(そうじゅうかん)を握ったのは、20代の若者が多かったということが、なんとも辛い現実です。

それを、戦争とはいえ、自殺行為を強要した許されざる非人道的行為だと、私は思っていました。

でも彼らは、自殺したのでしょうか?

自殺とは、自分(おのれ)の矛盾が自己解決できない極端な心理状態で引き起こる、いわば発作的な自己防衛反応だと思うのですが・・・

特別攻撃隊の彼らの出撃の心理状態は、その後残された手記や家族に宛てた遺書を見ると、全くの真逆の使命感に満たされていたという事実です・・・

ジブリ作品がここまで踏み込んでいるか解りませんが、もしそうであったなら、単なる戦争批判に終始していないことを期待しています。

ユーミンの「ひこうき雲」を選んだ理由が、その歌詞を読み解くとなんとなく予想がつくのですが・・・

でもこの歌は、私にはどうしても、自殺した人を悲しむ歌にしか聞こえないのです・・・

天地真理さんが歌う、同名の「ひこうき雲」

これこそ、人の運命の悲哀と愛を 普遍的な響きで歌いあげた作品として、ジブリアニメに採用していただきたかったと私は思うのですが・・・


天地真理のひこうき雲

タグ:風立ちぬ
posted by メロンパン at 10:33| Comment(2) | TrackBack(0) | 水色の恋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます。
なんか、今回は重いテーマですね^^; これについて私がどうのこうの言う脳みそは持ち合わせておりません^^; でも私は日本大好きで日本がとっても大切なので日本の歴史をあまり悪く思いたくありません。知覧にも2回行きました。私は以前は保守系言論月刊誌を2冊程欠かさず買って読んでいた様なヤツなので、そこらへんのことは確り心に染み付いております(ちょっと偏ってるかもしれません)。 でも、噛み付かれるのが怖いので、戦争の話題とか出ても黙っております。

私の動画使って頂き有り難う御座います。なんか真理さんの大切な曲に変なイメージを付けてしまってないかというのが、ちょっと気がかりです。未だに自分でも見たくない動画のひとつです。中々冷静に見れなくて、動画の反省会もできません。ブログではネタとして反省会やりましたけどね。
Posted by 馬Q at 2013年07月07日 05:36
馬Qさん

動画提供ありがとうございます!
たしかに重いテーマで、申し訳ありません。真理さんの歌に戦争のイメージは、まったくそぐわないことは承知で、このページを書きました。私の年代を含め、戦後がいかに平和で泰平な時代が続いてきたかの証と言えるでしょう。でも、私はもうそのような平和な時代は終わったと感じています。親や祖父が戦った日本の真実(あるがままの姿)を、もっと真剣に勉強しなければならないと感じています。学校教育で、教えられたこと、なぜか教えられなかったこと、過去の自分自身の経験や目撃したシーンを巻き戻して、ゼロからの評価しなおしです。真理さんがあるがままのお姿でテレビに出られたことは、すばらしいことです。動画の真理さんの映像は堂々として、人間的な魅力が滲み出ています。
Posted by メロンパン at 2013年07月07日 10:40
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